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タイラの気まぐれブログ★

☆掲載物件や不動産に関する事を気まぐれにブログ形式でご紹介☆(不定期更新)    ※こちらは物件広告ではございません。

『家に居ると言うこと』

2020-04-18
 新型コロナウイルス感染拡大を受け、いよいよ長野県を含む全都道府県に緊急事態宣言が発令されました。
 これにより信州でもなお一層自粛ムードを高め、休校の延長、休業する店舗、不要不急の外出をより強く控えて行かなければなりません。
 それと同時に、懸命にウイルスと戦う医療従事者の皆さんや我々の生活を支える物流業者やスーパーなどで働いてくれている皆様に最大限の敬意を払い、一刻も早く終息することを心より祈っております。
 
まずは感染拡大を防ぐこと、そのためには人と会わないこと。
なるべく人と会わないようにするとは、家に居ると言うこと。
 
今回のコロナウイルスの猛威を戦争と例える人もいれば、災害と語る人もいる、実際に戦争、戦後を経験した年代の方がテレビのインタビューで言う「家があるだけまだマシ。」避難所生活を余儀なくされた大きな災害の被災者たちも、津波で家が流され、震災で家を失った人もまた、今回は家がある。
 
自分の家に居られます。
 
勿論、持ち家でも賃貸でも、親の家でも、義理の実家も、長期住宅ローンを払いながらも、家賃が高いと嘆きながらも、自分で探して、自分で選んで、自分で建てて、自分で支払う、自分の家に居られます。
多少は不満もあることでしょう、古いことや、狭いだの、使いにくいだの、それでも自分の城、自分の趣味で、カーテンを選び、家具をそろえた自分の家。寒い日も暖かい家、嫌なことがあった日も、辛いことがあった日も、一日疲れて帰る場所、落ち着いて一息付ける自分の居場所。少しくらい散らかっていても、今日くらいお掃除サボって、脱いだ服そのままでも、少しくらいはいいの、ここは自分の家だから。
居られる家がある幸せを、今、こんな状況だから、改めて想います。居られる家があるのなら、家に居よう、自分の好きな家に居ようと思います。
 
昔から、人は家を求めます。人間は屋根壁囲って、自分の居場所を作ります。いつかの時代も穴を掘って、土を固めて、石を積んで、藁で葺いて、木を刻み、組み立てて、レンガを張り、鉄骨を組み、コンクリートで固め、古来からの人の知恵と技術に最新の設備を加えて、機能もデザインも格段に進歩を遂げながら、雨風から人を守る為、そしてこのような細菌からも逃れられるように家は建つのです。
子供の頃段ボールで囲って自分たちの基地だと、思春期になり自分だけの部屋を欲しがり、独立してアパートを何軒も見ながら、家族が増え、打ち合わせを何度も重ねて間取り図を何枚も書き直して、そうして人は家を求め続けてきました。
まずは家。家ありき。
住宅ローンを組むお客様にも家賃の上限決める際もお話ししてきた、まずは家を第一に、水道光熱費は払わなければ止められちゃう?家が無ければ必要ありません、何より大事な携帯電話も、将来の貯金も、日常生活も、この家あってのことだから、払うものはまずしっかり払って、自分の家をまず守る、そうすれば家が人を守ってくれるの、人間まずは屋根壁天井、まずは家。
今回は特に、この家が人を守り、家に居ることで他の人までも守れます。
この家があれば生活できる、寝られる、食べられる、この家で暮らせる、過ごせる、この家に居られる、更には世界を救う?だから今は、この家に、居ようと思います。
 
数ヶ月前までは隣の国の対岸の、船の中での話しとか、数週間前はオリンピックの心配で、東京や都会の話しが、松本で、長野で、信州全土に、全都道府県と全世界と。今は世界中の人が不要不急の外出を避け、家に居る。
 
家に居ると言うこと。
 
何もしないでって言ってるわけではございません。
普段出来なかった整理整頓、ワンルームマンションの一部屋でも、掃除に半日かかったり、ベッドの位置でも変えて模様替えしてみたり、洋服やアルバムの整理、年度替わりの子供のもの、前からやりたかったこと、仕事してたら家のことなんか出来なかったわけだし、小さくてもお庭があればガーデニングの良い季節でもあるんです。
家に居ることで出来ること、家に居なければ出来ないこと、家があるから出来ること、家が好きだから、好きな家に居られるから、色んなことが出来るでしょう。物件探しのご案内したときに話してくれたこと、間取りの打ち合わせで夢見たこと、子供の頃から憧れた部屋に、居場所に、家族みんなの、自分たちの家に、一人でも、家族でも、たくさんのことが出来るから、もっともっと好きな家になれるから、今は、家に居ようと思います。
 
今回、家に居て下さいと言われ、考えます。我々が仕事としている不動産業は人の居場所の原点なのでしょうか?そんな大それたことは言えませんが、我々が扱う家は、やっぱり大切なものなんだって考えさせられました。人にとって、人間にとって欠かせないもの、大切なもの、無くてはならないものを扱っている。
何件見ても決めるのはひとつ、何件も比べたいだろうけど、隣同士でも二つと同じものがないのが不動産、欲しい家が二つあっても今のところ二つ同時に決めた人はいなかった、たとえセカンドハウスや別荘でも同時には使えない、自分だけの唯一無二の場所。
それが家。
あの時、物件探しに苦労をし、何件もまわってようやくひとつに決めたその大切な家に、今、居て下さいと要請を受けているわけで、それはそれで、ものすごく幸せなこと。
自粛は、外出を控えることは、辛いことじゃないって。
家に居ろって、家に居て良いんだって、大好きな家に、自分の家に、今は居て良いんだって。
 
家に居ると言うことは幸せなこと。
だから今は、家に居よう。
 
STAY HOME
皆さん、家に居て下さい。安倍総理が、小池都知事が、長野県知事が要請しています。
 
好きな家で過ごそう。
自分の家で過ごそう。
 
 
家に居よう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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